ことわざ ことわざプリント一覧ページ 180のことわざを10枚ずつにまとめています。 ことわざごとに、それぞれ個別ページを作り、詳しい意味と場合によっては類義語と対義語を掲載しております。 作業の関係で、ページ上の読み仮名はふっておりません。 ご了承ください。 ことわざプリント1~10 ・阿吽の呼吸 ・青菜に塩 ・青は藍より出でて藍より青し ・秋の日...
ことわざ 木に縁りて魚を求む 〔読み方〕きによりてうおをもとむ 〔由来〕 〔出典〕孟子 孟子が、斉の宣王に対して、武力によって天下を統一しようとするのは「猶お木に縁りて魚を求むるがごときなり(木に登って魚を探すようなものです)」と答え、出兵して戦争するよりも、領民に尽くす「仁政」を行うことを説いた。仁政=思いやりのある政治。 〔意味〕 方法が間違...
ことわざ 木で鼻をくくる 〔読み方〕きではなをくくる 〔由来〕 元々「木で鼻をこくる」だったものが、「木で鼻をくくる」の誤用が広まり定着した。 昔は鼻水をふくときに、木の端を使うことがあったが、木で鼻をこする(こくる)と痛くて顔がゆがんだ。 〔意味〕 そっけなく、冷たい態度で相手に接すること。 〔類義語〕木で鼻をかむ。 立木へ鼻こする。 ...
ことわざ 吉凶は人によりて日によらず 〔読み方〕きっきょうはひとによりてひによらず 〔由来〕 〔出典〕徒然草 吉日に悪をなすに、必ず凶なり。悪日に善を行ふに、必ず吉なりと言へり。吉凶は人によりて日によらず。 〔意味〕 幸運や不運というのは、日取りではなく、その人の行動で決まるのである。 〔類義語〕鬼門金神我より祟る。 https://kodomopr...
ことわざ 雉も鳴かずば打たれまい 〔読み方〕きじもなかずばうたれまい 〔由来〕 雉が鳴くことで狩人に居場所が知られて打たれてしまう。 〔意味〕 不必要な発言をして、自分から災いをまねくこと。 〔類義語〕口は禍の元。 触らぬ神に祟りなし。 https://kodomoprint.com/archives/31343 ...
ことわざ 聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥 〔読み方〕きくはいっときのはじきかぬはいっしょうのはじ 〔由来〕 知らないことを聞くことは、そのときは恥ずかしいが、聞かずにすませてしまうと、一生恥ずかしい思いをする。 〔意味〕 知らないことは、すすんで質問したほうがよい。 〔類義語〕知らずば人に問え。 問うは一端の恥、問わぬは末代の恥。 https://kod...
ことわざ 可愛い子には旅をさせよ 〔読み方〕かわいいこにはたびをさせよ 〔由来〕 昔の旅は、現代と違って辛く苦しいものであった。 〔意味〕 大切な子であればこそ、手元に置いて甘やかすのではなく、苦しいことを体験させてたくましく成長させるのがよい。 〔類義語〕獅子の子落とし。 https://kodomoprint.com/archives/313...
ことわざ 枯れ木も山の賑わい 〔読み方〕かれきもやまのにぎわい 〔由来〕 枯れた木でも、いくらかは山に風情を加える。 〔意味〕 つまらないものでも、ないよりはまし。 〔類義語〕枯れ木も森の賑わかし。 蟻も軍勢。 https://kodomoprint.com/archives/31343 ...
ことわざ 亀の甲より年の劫 〔読み方〕かめのこうよりとしのこう 〔意味〕 年長者の経験や知恵は、亀の甲羅よりも尊いものである。 亀の甲:長生きの象徴。 劫:大変長い時間を意味する。「年の劫」を「年の功」と書く場合もある。〔類義語〕蟹の甲より年の劫。 松かさより年かさ。 老いたる馬は道を忘れず。 https://kodomoprint.com/...
ことわざ 果報は寝て待て 〔読み方〕かほうはねてまて 〔意味〕 あせらずに運が向いてくるのを待つのがよい。幸福が訪れるのは、人の力ではどうしようもないものである。 果報:前世での行いによって、現世で受けるさまざまな結果。 〔類義語〕人事を尽くし天命を待つ。 待てば海路の日和あり。 https://kodomoprint.com/archiv...