ことわざ 衣食足りて礼節を知る 〔読み方〕いしょくたりてれいせつをしる 〔由来〕 〔出典〕管子 倉廩(そうりん)実(み)つれば則ち礼節を知り 衣食足れば則ち栄辱を知る 〔意味〕 生活が苦しいままでは、礼儀や節度を学ぶ余裕は生まれない。 衣食:衣服と食物 礼節:礼儀作法と節度 https://kodomoprint.com/archives/31...
ことわざ 医者の不養生 〔読み方〕いしゃのふようじょう 〔由来〕 医者が患者には健康管理を言いながら、自分は不健康な生活を送っている状態。 〔意味〕 人には立派なことを言いながら、自分では実行しないこと。 〔類義語〕紺屋の白袴。 医者の若死に出家の地獄。 https://kodomoprint.com/archives/31343 ...
ことわざ 石橋を叩いて渡る 〔読み方〕いしばしをたたいてわたる 〔由来〕 石でできた丈夫な橋でも、叩いて安全を確かめてから渡る行動。 〔意味〕 用心深く、慎重に物事を進めること。 〔類義語〕転ばぬ先の杖。 君子危うきに近寄らず。 〔対義語〕危ない橋を渡る。 虎穴に入らずんば虎子を得ず。 https://kodomoprint.com/arc...
ことわざ 石の上にも三年 〔読み方〕いしのうえにもさんねん 〔由来〕 冷たい石の上にも、三年座り続ければ暖かくなる。 〔意味〕 辛抱強く続ければ、いつかは報われること。 〔類義語〕辛抱する木に金がなる。 待てば海路の日和あり。 https://kodomoprint.com/archives/31343 ...
ことわざ 石に漱ぎ流れに枕す 〔読み方〕いしにくちすすぎながれにまくらす 〔由来〕 中国の晋の時代、孫楚という人物が、隠居して自然と親しむことを「石に枕し流れに漱ぐ」と言おうとしたところ、誤って「石に漱ぎ流れに枕す」と口にしてしまった。間違いを指摘された孫楚は、「石に漱ぐのは歯を磨くためであり、流れに枕すのは汚れた話を聞いた耳を洗うためだ」と言い...
ことわざ 石が流れて木の葉が沈む 〔読み方〕いしがながれてこのはがしずむ 〔由来〕 水に沈むはずの石を水に浮かせ、水に浮くはずの木の葉を沈める。〔出典〕陸賈新語(りくかしんご) 〔意味〕 大衆の賛否や世論によって、物事が正しくない状態になること。 また、自然の道理に反する状況になること。 〔類義語〕悪人栄えて善人滅びる。 https://kodo...
ことわざ 言うは易く行うは難し 〔読み方〕いうはやすくおこなうはかたし 〔由来〕 〔出典〕塩鉄論 言者は必ずしも徳有るにあらず。 何となれば、之れを言うは易くして、之を行うは難し。 〔意味〕 口で言うのは簡単だが、実際に行動することは難しいこと。 〔類義語〕口では大阪の城も立つ。 猫の首に鈴。 https://kodomoprint.com/a...
こくご 案ずるより生むが易し 〔読み方〕あんずるよりうむがやすし 〔由来〕 出産前にはいろいろな心配や不安を抱えるものだが、産んでみると意外と乗り越えられるものだ。 〔意味〕 あれこれ心配するより、実際に行動するほうがよい。 〔類義語〕案じるより団子汁。 https://kodomoprint.com/archives/31343 ...
ことわざ 蟻の穴から堤も崩れる 〔読み方〕ありのあなからつつみもくずれる 〔由来〕 大きく堅い堤防も、蟻が作った小さな穴がもとで崩れることがある。 〔出典〕韓非子 千丈の堤も螻蟻(ろうぎ)の穴を以て潰(つい)え、百尺の室は突隙(とつげき)の烟(けぶ)を以て焚(や)く。 〔意味〕 わずかな不注意や油断のせいで、大きな失敗や損害を引き起こすことがある ...
ことわざ 過ちては改むるに憚ることなかれ 〔読み方〕あやまちてはあらたむるにはばかることなかれ 〔由来〕 〔出典〕論語 過ちは則ち改むるに憚ること勿れ。 〔意味〕 過ちを犯したと気づいたら、体裁や対面を気にせず、すぐに改めるべきである。 〔類義語〕過ちて改めざる、是を過ちという。(論語) 憚る:遠慮する、ためらうこと。 https://kodomopri...