NEW! ことわざ 蛍雪の功を積む 〔読み方〕けいせつのこうをつむ 〔由来〕 〔出典〕晋書『初学記』 晋の車胤(しゃいん)は、家が貧しく灯油が買えないため、蛍を集めて袋に入れ、その明かりで書を読み、勉強した。また同じく晋の孫康(そんこう)も、家が貧しく灯油が買えないため、窓から入る雪明りに照らして書を読み、勉学に励んだ。「蛍の光窓の雪」の歌詞は、この故...
NEW! ことわざ 君子危うきに近寄らず 〔読み方〕くんしあやうきにちかよらず 〔意味〕 徳の高い立派な人は、自らの言動を慎み、危険な場所には初めから近づこうとしないものである。 君子=徳の高い人。道を修め、学問に志す人。⇔小人 〔類義語〕賢人は危うきを見ず。 命を知る者は巖牆(ガンショウ)の下に立たず。 〔対義語〕虎穴に入らずんば虎子を得ず。 危ない所に登...
NEW! ことわざ 口は禍の門 〔読み方〕くちはわざわいのかど 〔由来〕 〔出典〕舌詩(馮道) 口は是れ禍の門、舌は是れ身を斬るの刀 〔意味〕 不用意に言った言葉が、災難を招くことがあるので、言葉は慎むべきである。 〔類義語〕舌は禍の根。 多言は身を害す。 一寸の舌に五尺の身を損す。 https://kodomoprint.com/archiv...
NEW! ことわざ 義を見てせざるは勇無きなり 〔読み方〕ぎをみてせざるはゆうなきなり 〔由来〕 〔出典〕論語 子曰く、其の鬼に非ずして之を祭るは諂うなり。義を見て為さざるは勇無きなり。 (自分の祖先ではない霊を祭るのは、ご機嫌取りでへつらいである。正しいと知っていながら実行しないのは勇気がないからだ。) 〔意味〕 人としてなすべき正しいことを知りながら、それをし...
NEW! ことわざ 清水の舞台から飛び降りる 〔読み方〕きよみずのぶたいからとびおりる 〔由来〕 京都の清水寺には、断崖絶壁に貼り出した「舞台」があり、昔は願掛けとしてそこから飛び降りる人が多かった。 〔意味〕 思い切った決断をすること。また、必死の覚悟で物事に取り組むこと。 〔類義語〕清水の舞台から後ろ飛び。 https://kodomoprint.com...
NEW! ことわざ ことわざプリント一覧ページ 180のことわざを10枚ずつにまとめています。 ことわざごとに、それぞれ個別ページを作り、詳しい意味と場合によっては類義語と対義語を掲載しております。 作業の関係で、ページ上の読み仮名はふっておりません。 ご了承ください。 ことわざプリント1~10 ・阿吽の呼吸 ・青菜に塩 ・青は藍より出でて藍より青し ・秋の日...
NEW! ことわざ 窮鼠猫を嚙む 〔読み方〕きゅうそねこをかむ 〔由来〕 〔出典〕塩鉄論 死して再びは生きざれば、窮鼠狸(り)を噛む。(鼠を追い詰めると、化け猫に噛みつく。) 〔意味〕 弱い者でも、絶体絶命になれば、強い者を苦しめることがある。 〔類義語〕窮寇は追うこと勿れ。 https://kodomoprint.com/archives/31...
NEW! ことわざ 九死に一生を得る 〔読み方〕きゅうしにいっしょうをえる 〔由来〕 十のうち九は助からないだろうという命が、かろうじて助かること。 〔意味〕 ほとんど助かりそうになり命が、助かり生き延びること。 〔類義語〕死中に活を求める。 https://kodomoprint.com/archives/31343 ...
ことわざ 木に縁りて魚を求む 〔読み方〕きによりてうおをもとむ 〔由来〕 〔出典〕孟子 孟子が、斉の宣王に対して、武力によって天下を統一しようとするのは「猶お木に縁りて魚を求むるがごときなり(木に登って魚を探すようなものです)」と答え、出兵して戦争するよりも、領民に尽くす「仁政」を行うことを説いた。仁政=思いやりのある政治。 〔意味〕 方法が間違...
ことわざ 木で鼻をくくる 〔読み方〕きではなをくくる 〔由来〕 元々「木で鼻をこくる」だったものが、「木で鼻をくくる」の誤用が広まり定着した。 昔は鼻水をふくときに、木の端を使うことがあったが、木で鼻をこする(こくる)と痛くて顔がゆがんだ。 〔意味〕 そっけなく、冷たい態度で相手に接すること。 〔類義語〕木で鼻をかむ。 立木へ鼻こする。 ...