ことわざ 風が吹けば桶屋が儲かる 〔読み方〕かぜがふけばおけやもうかる 〔由来〕 風が吹く→砂ぼこりが立つ→砂が目に入り失明する人が増える→失明した人が三味線を習う→三味線に張る猫の皮が必要になる→猫が殺される→鼠が増える→鼠が桶をかじる→桶屋が儲かる。 〔意味〕 ある出来事が、全く関係なさそうな場所に影響を与えること。また、あてにならないことを期待...
ことわざ 学問に王道なし 〔読み方〕かいいぬにてをかまれる 〔由来〕 古代ギリシャの数学者ユークリッドが、エジプトのプトレマイオス王に「幾何学を学ぶ簡単な方法はないか」と問われた際に、「幾何学に王道なし」と答えた 〔意味〕 学問を修めるのに、手軽な方法や安易な方法はない。 王道:王族だけが通れる特別な近道。 https://kodomop...
ことわざ 飼い犬に手を嚙まれる 〔読み方〕かいいぬにてをかまれる 〔由来〕 犬が飼い主を噛むような、予想しにくい裏切り。 〔意味〕 日頃から世話をしたり、可愛がっていた人に思いがけなく裏切られること。 〔類義語〕恩を仇で返す。 庇を貸して母屋を取られる。 後足で砂をかける。 〔対義語〕犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ。 https://kodomo...
ことわざ 親の光は七光り 〔読み方〕おやのひかりはななひかり 〔由来〕 「千年もおきたや親の七ひかり」という雑俳に由来する。 雑俳とは俳諧から派生した庶民の遊び。 〔意味〕 本人に実力や才能がなくても、親の社会的地位や名声よって恩恵を受けること。 〔類義語〕親の七光り。 親の光は七とこ照らす。 〔対義語〕親の因果が子に報う。 https:...
ことわざ 親の意見と茄子の花は千に一つも仇はない 〔読み方〕おやのいけんとなすびのはなはせんにひとつもあだはない 〔由来〕 茄子の花は、咲けば必ず実になるため、むだになる花が一つもない。 〔意味〕 親が子供に与える意見は、一つもむだがないので、よく聞くべきである。 仇:あだ花のこと。咲いても実を結ばない花。 https://kodomoprint.com/arc...
ことわざ 溺れる者は藁をもつかむ 〔読み方〕おぼれるものはわらをもつかむ 〔由来〕 溺れかけているひとは、藁のようなものでもつかんで助かろうとする。 〔意味〕 困難に直面している人は、頼りにならないものでもすがりついて救いを求めようとする。 〔類義語〕藁にも縋る。 https://kodomoprint.com/archives/31343 ...
ことわざ 帯に短したすきに長し 〔読み方〕おびにみじかしたすきにながし 〔由来〕 帯にするには短すぎて、たすきにするには長すぎる布。 〔意味〕 中途半端で、役に立たないこと。 〔類義語〕褌には短し手拭には長し。 https://kodomoprint.com/archives/31343 ...
ことわざ 己の欲せざる所は人に施す勿れ 〔読み方〕おのれのほっせざるところはひとにほどこすなかれ 〔由来〕 〔出典〕論語 〔意味〕 自分がしてほしくないことを、他人にしてはいけない。 https://kodomoprint.com/archives/31343 ...
ことわざ 鬼の目にも涙 〔読み方〕おにのめにもなみだ 〔由来〕 江戸時代に、年貢を取り立てる代官が、人々から鬼のように恐れられていたが、そんな代官も時には情けをかけて取り立てをゆるめることがあった。 〔意味〕 冷酷で無慈悲な人でも、時には涙すること。 https://kodomoprint.com/archives/31343 ...
ことわざ 鬼の居ぬ間に洗濯 〔読み方〕おにのいぬまにせんたく 〔意味〕 こわい人やうるさい人がいない間に、くつろいだり、好きなことをして楽しむこと。 鬼:こわい人やうるさい人 洗濯:「命の洗濯」。つまり、気晴らし。 〔類義語〕鬼の来ぬ間に洗濯。 鬼の留守に洗濯。 鬼の留守に豆を炒る。 鬼の留守に豆拾い。 https://kodomoprin...