〔読み方〕きによりてうおをもとむ
〔由来〕
〔出典〕孟子
孟子が、斉の宣王に対して、武力によって天下を統一しようとするのは「猶お木に縁りて魚を求むるがごときなり(木に登って魚を探すようなものです)」と答え、出兵して戦争するよりも、領民に尽くす「仁政」を行うことを説いた。仁政=思いやりのある政治。
孟子が、斉の宣王に対して、武力によって天下を統一しようとするのは「猶お木に縁りて魚を求むるがごときなり(木に登って魚を探すようなものです)」と答え、出兵して戦争するよりも、領民に尽くす「仁政」を行うことを説いた。仁政=思いやりのある政治。
〔意味〕
方法が間違っていると望む成果が得られないこと。また、現実離れした望みを持つこと。
〔類義語〕天を指して魚を射る。 水中に火を求む。 氷を叩いて火を求む。