ことわざ 石が流れて木の葉が沈む 〔読み方〕いしがながれてこのはがしずむ 〔由来〕 水に沈むはずの石を水に浮かせ、水に浮くはずの木の葉を沈める。〔出典〕陸賈新語(りくかしんご) 〔意味〕 大衆の賛否や世論によって、物事が正しくない状態になること。 また、自然の道理に反する状況になること。 〔類義語〕悪人栄えて善人滅びる。 https://kodo...
ことわざ 言うは易く行うは難し 〔読み方〕いうはやすくおこなうはかたし 〔由来〕 〔出典〕塩鉄論 言者は必ずしも徳有るにあらず。 何となれば、之れを言うは易くして、之を行うは難し。 〔意味〕 口で言うのは簡単だが、実際に行動することは難しいこと。 〔類義語〕口では大阪の城も立つ。 猫の首に鈴。 https://kodomoprint.com/a...
こくご 案ずるより生むが易し 〔読み方〕あんずるよりうむがやすし 〔由来〕 出産前にはいろいろな心配や不安を抱えるものだが、産んでみると意外と乗り越えられるものだ。 〔意味〕 あれこれ心配するより、実際に行動するほうがよい。 〔類義語〕案じるより団子汁。 https://kodomoprint.com/archives/31343 ...
ことわざ 蟻の穴から堤も崩れる 〔読み方〕ありのあなからつつみもくずれる 〔由来〕 大きく堅い堤防も、蟻が作った小さな穴がもとで崩れることがある。 〔出典〕韓非子 千丈の堤も螻蟻(ろうぎ)の穴を以て潰(つい)え、百尺の室は突隙(とつげき)の烟(けぶ)を以て焚(や)く。 〔意味〕 わずかな不注意や油断のせいで、大きな失敗や損害を引き起こすことがある ...
ことわざ 過ちては改むるに憚ることなかれ 〔読み方〕あやまちてはあらたむるにはばかることなかれ 〔由来〕 〔出典〕論語 過ちは則ち改むるに憚ること勿れ。 〔意味〕 過ちを犯したと気づいたら、体裁や対面を気にせず、すぐに改めるべきである。 〔類義語〕過ちて改めざる、是を過ちという。(論語) 憚る:遠慮する、ためらうこと。 https://kodomopri...
ことわざ 雨降って地固まる 〔読み方〕あめふってじかたまる 〔由来〕 雨が降った後で、ゆるんでいた土地が固くしまる様子。 〔意味〕 もめごとや困難の後に、かえってよい結果や安定した状態になること。 〔類義語〕雨の後は上天気。 諍い果てての契り。 https://kodomoprint.com/archives/31343 ...
ことわざ 雨垂れ石を穿つ 〔読み方〕あまだれいしをうがつ 〔由来〕 水滴が長い時間をかけて固い岩に穴をあける様子。 〔出典〕漢書・枚乗伝(ばいじょうでん) 泰山(たいざん)の霤(あまだれ)は石を穿つ 〔意味〕 小さな努力でも、根気よく継続すれば、大きな目標を達成できる。 〔類義語〕点滴石を穿つ。 塵も積もれば山となる。 https://k...
ことわざ 虻蜂取らず 〔読み方〕あぶはちとらず 〔由来〕 虻と蜂の両方同時に捕まえようとして、二つとも取り逃がしてしまうこと。 〔意味〕 欲張って、結局何一つ得られないこと。 〔類義語〕二兎を追う者は一兎をも得ず。 花も折らず実も取らず。 〔対義語〕一石二鳥。 一挙両得。 https://kodomoprint.com/archive...
ことわざ 危ない橋を渡る 〔読み方〕あぶないはしをわたる 〔由来〕 今にも崩れそうな橋を渡る状況。 〔意味〕 法律違反や規則違反になる可能性がある、または、身の危険があると知りつつ行うこと。 〔類義語〕虎穴に入らずんば虎子を得ず 〔対義語〕石橋を叩いて渡る https://kodomoprint.com/archives/31343 ...
ことわざ 羹に懲りて膾を吹く 〔読み方〕あつものにこりてなますをふく 〔由来〕 熱い吸い物を飲んで口を火傷した人は、冷たいあえ物であるなますを食べるときも息をふきかけてしまう。 〔意味〕 失敗にこりて、必要以上に用心深くなること。 羹(あつもの):熱い汁物。 膾(なます):酢などで調味した冷たいあえ物。 https://kodomoprin...