ことわざ 雨降って地固まる 〔読み方〕あめふってじかたまる 〔由来〕 雨が降った後で、ゆるんでいた土地が固くしまる様子。 〔意味〕 もめごとや困難の後に、かえってよい結果や安定した状態になること。 〔類義語〕雨の後は上天気。 諍い果てての契り。 https://kodomoprint.com/archives/31343 ...
ことわざ 雨垂れ石を穿つ 〔読み方〕あまだれいしをうがつ 〔由来〕 水滴が長い時間をかけて固い岩に穴をあける様子。 〔出典〕漢書・枚乗伝(ばいじょうでん) 泰山(たいざん)の霤(あまだれ)は石を穿つ 〔意味〕 小さな努力でも、根気よく継続すれば、大きな目標を達成できる。 〔類義語〕点滴石を穿つ。 塵も積もれば山となる。 https://k...
ことわざ 虻蜂取らず 〔読み方〕あぶはちとらず 〔由来〕 虻と蜂の両方同時に捕まえようとして、二つとも取り逃がしてしまうこと。 〔意味〕 欲張って、結局何一つ得られないこと。 〔類義語〕二兎を追う者は一兎をも得ず。 花も折らず実も取らず。 〔対義語〕一石二鳥。 一挙両得。 https://kodomoprint.com/archive...
ことわざ 危ない橋を渡る 〔読み方〕あぶないはしをわたる 〔由来〕 今にも崩れそうな橋を渡る状況。 〔意味〕 法律違反や規則違反になる可能性がある、または、身の危険があると知りつつ行うこと。 〔類義語〕虎穴に入らずんば虎子を得ず 〔対義語〕石橋を叩いて渡る https://kodomoprint.com/archives/31343 ...
ことわざ 羹に懲りて膾を吹く 〔読み方〕あつものにこりてなますをふく 〔由来〕 熱い吸い物を飲んで口を火傷した人は、冷たいあえ物であるなますを食べるときも息をふきかけてしまう。 〔意味〕 失敗にこりて、必要以上に用心深くなること。 羹(あつもの):熱い汁物。 膾(なます):酢などで調味した冷たいあえ物。 https://kodomoprin...
ことわざ 暑さ寒さも彼岸まで 〔読み方〕あつささむさもひがんまで 〔意味〕 夏の暑さも冬の寒さも、彼岸の頃には和らぎ、過ごしやすくなること。 また、辛い時期もいつかは終わるという意味で使うこともある。 〔解説〕彼岸とは、春分の日と秋分の日を中日とする各七日間をいい、この期間に行う先祖供養の仏事を彼岸会という。 https://kodomop...
ことわざ 頭隠して尻隠さず 〔読み方〕あたまかくしてしりかくさず 〔由来〕 雉は追いかけられると草むらの中に頭を突っ込むが、長い尾が外へ出て丸見えになっていることから。 〔意味〕 悪事や欠点など、一部を隠したつもりでも見えていること。 〔類義語〕柿を盗んで枝(さね)を隠さず 身を隠し陰を表す https://kodomoprint.com...
ことわざ あだし野の露、鳥辺野の煙 〔読み方〕あだしののつゆ、とりべののけむり 〔由来〕 墓場の露と火葬場の煙が消えていくようす。 〔意味〕 人の世は無常であり、はかないものである。 〔解説〕あだし野=京都にあった火葬場および墓地 鳥辺野=京都の火葬場 〔出典〕あだし野の露消ゆる時なく、鳥部山の煙立ち去らでのみ住み果つる習ひならば、いかにもののあはれ...
ことわざ 明日の百より今日の五十 〔読み方〕あすのひゃくよりきょうのごじゅう 〔由来〕 明日百文もらえるよりも、今日五十文もらえる方がありがたい。 〔意味〕 将来の不確かなものより、確実に今もらえるものの方が価値があるという考え方。 〔類義語〕先の鴈より手前の雀 来年の百両より今年の一両 〔英語〕A bird in the hand is wort...
ことわざ 足下から鳥が立つ 〔読み方〕あしもとからとりがたつ 〔由来〕 鳥が足下から突然飛び立つようす。 〔意味〕 身近な場所で思いもよらないことが突然起こること。 突然何かを始めようと思い立つようす。 〔類義語〕足下から雉が立つ 〔英語〕Many things happen unlooked for. https://kodomopri...