〔読み方〕あだしののつゆ、とりべののけむり

 

〔由来〕

墓場の露と火葬場の煙が消えていくようす。

〔意味〕
人の世は無常であり、はかないものである。

 

〔解説〕あだし野=京都にあった火葬場および墓地
鳥辺野=京都の火葬場
〔出典〕あだし野の露消ゆる時なく、鳥部山の煙立ち去らでのみ住み果つる習ひならば、いかにもののあはれもなからん。『徒然草(兼好法師)』

 

 

 

コメントを残す

Twitterでフォローしよう