いつもさくらぷりんとをご利用いただきありがとうございます。

 

 

さくらぷりんとでは、たくさんの漢字教材を公開しております。

 

 

皆様、それぞれに工夫してお使いとは思いますが、この記事では上手な活用法について一例をご紹介いたします。

 

 

ところで皆様は漢字学習にどういったイメージをお持ちでしょうか。

私にとって漢字学習は、何十回も何百回も書いて覚えるというイメージが強く残っています。

 

 

実際、そうしないと覚えられない場合もあります。

 

 

時間と気力がいくらでもあるなら、何百回だろうが書いて覚えるという力技でもかまわないのですが、なんとか効率のよい方法はないものでしょうか。

 

ここでは、私が長年学習塾で指導してきて練り上げた、効率のよい漢字学習法をご説明いたします。

 

 

さくらぷりんとで公開している漢字教材を利用する場合、おすすめの活用法は何と言っても

 

 

いきなりテスト

 

 

です。

 

 

いきなりテスト と言っても、全く練習しないわけではありませんのでご心配には及びません。

 

では実際のやり方について解説させていただきます。

 

 

「いきなりテスト」の5ステップ

さくらぷりんと の漢字テストは

 

「お手本」

「書き取りテスト」

「なぞりがき」

 

の3つで構成されています。

 

 

いきなりテスト は次の5つのステップで完結します

 

 

1読み方チェック
2いきなりテスト
3間違えた漢字の練習
4再テスト
5再々テスト

 

 

はじめは

 

 

「書ける漢字だけ書いてみよう」

 

 

というつもりでやってみます。

 

テストをすることで、学習のスタートラインに立つと考えてください。

 

 

ステップ1 読み方チェック

読み方チェック

 

 

 

 

テストをする前に、「お手本」を使って、読み方のチェックをしましょう。

 

できれば声に出して、おうちの人に聞いてもらいます。

 

 

ステップ2 いきなりテスト

読み方チェックが終わったら、練習などはせずにいきなりテストをやります。

 

テストは、「1回目」「2回目」と二段になっているので、「1回目」に漢字を書いていきましょう。

 

漢字テスト いきなりテスト

 

 

 

 

 

 

まるつけをしたらこんな風になりました。

 

ステップ3 間違った漢字の練習

間違った漢字を練習するときは、「なぞりがき」のプリントを利用しましょう。

 

 

「なぞりがき」プリントは、ひと目では分からないちょっとした工夫がされています。

 

 

 

 

 

 

「字形」で間違えた場合

 

「とめ」「はね」

「線の本数」

「はみ出る」「はみ出ない」

「たてせん」「ななめせん」「てん」

 

これらの間違いの場合は、「なぞりがきプリント」で練習することを強くおすすめします。

 

 

 

Tips1:筆記具
漢字を練習するときの筆記具は、「えんぴつ」「シャープペン」以外を使いましょう。
黒や青のサインペンなど、太くて、色がはっきりしている筆記具がおすすめです。
筆ペンもおすすめです。筆ペンを使うと、「とめ」「はね」「はらい」が意識しやすくなり、漢字を練習するのにおすすめの筆記具となります。

 

 

ステップ4 再テスト

間違えた漢字を練習したら、再テストを行います。

 

ここで満点が取れれば問題ありません。

 

再テストでも何個か間違えた場合は、再びステップ3の漢字練習を行います。

 

しかし、時間がない場合は、次の2通りを考えてください。

 

 

①間違えた漢字が分かるようにテストを保存しておく。

 

②間違えた漢字をカードにする。

 

 

 

Tips2:タイマーを使う
再テストを行う場合は、時間を区切って練習しましょう。
3分、5分などの時間でタイマーをセットして、時間が来たら練習が途中であっても、切り上げて再テストを行います。

 

 

ステップ5 再々テスト

ステップ4で満点を取った人も、そうでなかった人も、確認のために再々テストを行うとより定着します。

 

これは、

 

「復習は、忘れた頃に行う」

 

という学習の大原則に基づいています。

 

 

再々テストは、24時間以上経過してから行ってください。

 

再々テストは

 

保存しておいたテスト または 作った漢字カード で行います。

 

タイミングは、ご家庭の生活リズムによりいろいろ考えられると思います。

 

週末にまとめてもいいでしょう。

 

翌日の夜でもいいと思います。

補足:漢字カードを活用する場合

間違えた漢字をカードにする場合は、場所を決めてひとまとめにしましょう。

 

透明なチャック付きポリ袋などが便利です。

 

自分が間違えた漢字をカードにしたら、何も考えずに袋に入れていきます。

 

 

 

袋の中のカードは、定期的におさらいします。

 

袋の中から、無作為に何枚かのカードを取り出し、自分でテストをやってみましょう。

 

 

「もう書ける」「大丈夫」

と思ったカードは、捨ててしまってかまいません。

 

 

「今回は書けたけど、もしかしたら忘れるかもしれない」

と心配なカードは、袋にもどしましょう。

まとめ

漢字は、勉強さえすれば必ずテストで得点できる優れた得点源です。

 

多くの国語のテストでは、100点満点中20点以上が漢字に配点されています。

 

したがって、国語の得点アップ、国語の成績維持のために、漢字学習を欠かすことはできません。

 

 

この記事では、効率のよい漢字学習の一例を紹介いたしました。

 

これを参考に、皆様それぞれに自分なりの工夫を織り交ぜて、自分流の漢字学習のスタイルを確立していただければと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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