漢字50問テストを攻略するためのプリントを作成しました。
「50問テストの模擬問題」のような形ではなく、
「50問テストを攻略するためのプリント」です。
プリントは「お手本」と「テスト」に分かれています。
以下の手順で学習することをおすすめいたします。
50問テスト攻略の手順
手順① 声に出して読む
「お手本」を声に出して正しく読みましょう。
読めない漢字は書けません。
手順② 色鉛筆チェック
「お手本」の漢字の中で
「練習しなくてもすぐに書ける漢字」については、色鉛筆で〇をしましょう。
手順③ 1回目のテスト
色鉛筆チェックが終わったら、1回目のテストを行います。
1回目のテストでは、「1つでもたくさんの漢字を書こう」などのように気負う必要はありません。
「先ほど色鉛筆で〇をした漢字だけ書ければよい」という考え方で取り組んでください。
1回目のテストが終わったら、「お手本」を見ながら丸付けをして、書けなかった漢字の番号に印を入れます。
印は、✓でも✕でも自分の好みでかまいません。
★注意① 丸付けでは、解答欄に直しを書かない。
丸付けをするとき、正解は普通に〇をすればよいのですが、間違えた漢字や書けなかった漢字については、✕をつけるだけで、正解を解答欄に書かないようにしましょう。
★注意② すぐに直しをしない。
1回目のテストの後、時間を置かずに2回目のテストに挑むことはおすすめしません。
復習というのは「忘れ切る前」「忘れた頃」に行うのが最も効果的であることが脳科学の研究で分かっています。
2回目のテストを行うのは、1回目のテストから少なくとも24時間後にしましょう。
★注意③ 10回練習とかやらない
間違えた、書けなかった漢字について、
「10回練習する」
「ノートに1行書く」
などの練習をする必要はありません。
どうしても書いて練習したい場合でも、1~3回程度で十分です。
手順④ 2回目のテストをする
2回目のテストでは、1回目で書けなかった漢字だけをテストします。
まず、手本を見ながら、1回目で書けなかった漢字の確認をします。
このときに、くれぐれも鉛筆を持って書く練習をしないようにしましょう。
「見るだけ」で十分です。
1回目のテストの確認ができたら、2回目のテストを行い、丸付けをします。
2回目のテストで書けなかった漢字は、さらに印を入れます。
手順⑤ 総復習(3回目)
2回目のテストから24時間以上経ったら、総復習に入ります。
1回目と2回目のテストで書けなかった漢字を全部書いてゆきます。
それでも書けない漢字がある場合、私の教室では漢字カードにしてジップロックなどに集めています。
このジップロックの中には、自分が何度やっても書けなかった漢字が集まっていますので、テストの直前はジップロックの中身を中心に復習をします。
もちろん、「テスト」のプリントを折り曲げて再テストしてもいいし、「テスト」をもう1枚印刷して再テストしてもいいでしょう。
自分に合うやり方を試してみましょう。
まとめ
以上が「漢字50問テストの攻略」です。
ポイントは
・何度も書く練習は基本的にしない。
・一度書けた漢字は相手にしない。
・復習は24時間あける。
の3点です。
「漢字」「覚え方」などのワードで検索すると、多くの先生が動画やブログで解説をしてくれていますが、だいたい上の3点が含まれています。
効率の良い勉強法を身につけて、好成績を目指してください。