もくじ
暗算十段の合格点
暗算段位の見取暗算は、数字が864字、全40問あります。
190点、つまり40問中38問正解すれば十段の合格点になります。
ポイントは見取暗算
多くの受験者にとっては、見取暗算での得点がそのまま自分の合格段位になることが多いのではないでしょうか。
私の教室で、見取暗算を伸ばすために作成したのが【190】というプリントです。
レベル1から15まで段階を作り、各レベルでの文字数は以下のようになっています。
レベル | 字数 | 増えた字数 |
1 | 418 | |
2 | 447 | 29 |
3 | 476 | 29 |
4 | 505 | 29 |
5 | 534 | 29 |
6 | 563 | 29 |
7 | 592 | 29 |
8 | 621 | 29 |
9 | 650 | 29 |
10 | 680 | 30 |
11 | 710 | 30 |
12 | 740 | 30 |
13 | 771 | 31 |
14 | 803 | 32 |
15 | 836 | 33 |
プリントの特色
1.レベルアップするごとに約30字ずつ増える。
2.レベルが上がると数字を書く欄が細くなる
大きい数字は不利です。
小さい字を、確実に、速く書く練習をこのプリントで積み上げてください。
代表的練習方法を2つ紹介いたします。
練習方法1:190点取ったらレベルアップ
レベル1から始めて、190点が取れるようになったらレベルアップしていく方法です。
レベルアップしても、なかなか190点に到達しない場合は、下のレベルにもどって、自信を取り戻すようにしましょう。
練習方法2:自分で合格点を決めてレベルアップ
レベルアップの目安となる合格点を自分で決める練習方法です。
合格点は、自分の目指す段位よりも上に設定しましょう。
例えば、五段合格を目指しているなら、130点のように合格点を設定します。
最初は楽々合格点を取れるかもしれませんが、レベルが上がるにつれてきつくなってきます。
頑張ってレベル15で130点が取れたときには、達成感と自信で満たされていることでしょう。
そうなったら、今度は合格点を140点や150点に設定して、またレベル1から取り組みましょう。
私からのアドバイス
レベル15を達成した人の中には、レベル1に戻ることに抵抗を感じる人もいるかもしれません。
しかし、抵抗を感じる必要はありません。
簡単なレベルに取り組むことは、決して無駄ではありません。
簡単なレベルに取り組むと、
以前の自分よりも楽に、
以前の自分よりも速く・正確に
問題が解けるのを実感するときがあります。
そのようにして、自分の上達を実感することはとても大切なことです。
この【190】のプリントが、暗算段位に挑戦する皆様のお役に立てれば幸いです。